
土井善晴(どい よしはる) 料理研究家
一汁一菜で有名な土井善晴さん曰く「食事は毎日おいしくなくてもええんです」「ご飯、味噌汁、漬物」だけの日があってもええんです。

――土井さんは、料理はおいしくなくてもいいと言われます。
意外と思われますが、料理の「おいしい」が優先されるようになったのは、最近のことだと思います。現代の「おいしい」とは“味付け”のことであって、味付けという人工的なおいしさばかりを、おいしいと言っているのです。
和食は素材を生かす料理です。それが加工食品、外食になれた口には、味付けばかりをおいしいって言うようになったんです。それは、素材がいいからだっていう人がいるけど、自分で料理するとわかるでしょう。ゆでただけ、焼いただけで、おいしく食べられるのです。和食というのはそういうものなんです。
食べるものが西洋レストランのようにおいしくなくてはならないというのは、プロの考え、あるいは社会の風潮が家庭に入ってきたからでしょう。そんなプロの仕事を母親が求められたら困りますよね。
私たちが子供の頃なんて、食べる人が勝手に、味を見る前にウスターソースをかけたり、しょうゆをかけたりして食べるなんて当たり前だったでしょう。食べる人が、しょうゆやソース、調味料をかけて、適当に好きにして、食べていたんですね。いつの間にか、味付けの責任を全て、お母さんに任せてしまった。
家庭料理を作る時間もとれないというのに、いまだに 「おいしい」を強いる空気は強いですね。おいしくなくては料理じゃないくらいに思っているのです。日本料理の本質と、西洋料理の観念の区別もないし、プロの料理人への要求を、家の料理にも求めているんです。だから、その要求にこたえるために、レシピの数字に頼る。
レシピにある分量を正確に計量することが、おいしい料理を作る方法だと信じているんです。人間はレシピに頼ると、自分の感性を働かせなくなるんです。
https://www.asahi.com/relife/article/14377744 引用元
ウイスキーだってそれでもええんじゃないか。※ミートボールひろゆきの意見です。土井さんは言ってませんので。
美味しいとわかってる銘柄を常飲酒として飲むのは王道だ。
「角」「ジョニーウォーカーレッドラベル」「ブッラックニッカ」などなど、安くてうまいウイスキーなんて腐るほどある。
そんなことは分かりきってる。
ネットで調べて、動画で調べてうまいウイスキーを探す手段なんて腐るほどある。
そんなことは分かりきってる。
それでもええんです。好きに飲めばええんです。
たまに冒険してみるのもええのとちゃいますか。
見たこともない1000円弱のスコッチウヰスキーを見つけた時の気持ち。
これ、うまいかもしれない。
そんな根拠もない直感に委ねて、買ってみるのもええのんとちゃいますか。
失敗したくない。
それでもええんです。
失敗した後に、いつもの「角」に癒されればええのんとちゃいまっか。
うまいもんがあれば、そうでないのもある。
それはあんたの好みだ。
ウイスキーにはピンキリある。どのジャンルでもある。当たり前のこと。
ピンを知っていつものピンが幾分かいつもより美味しく感じるなら、ピンも存在する意味はありそうにおもへまんか。
苦い出会いも素敵な出会いのきっかけになると思いまへんか。
わしはだからこそ、あまりネットで調べずに買ってまうんです。
だから、今手元にある「ティーチャーズ」を毎日美味しく飲めるんと思うねん。
今やイスラエル、台湾、アフリカ、インド、中国など世界5大ウイスキー国以外にウイスキーのための蒸留所が作られている。
ウイスキーの冒険の旅が過去にないほどしやすくなっている。
是非聞かせてほしい。あなたの冒険を。
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https://www.youtube.com/channel/UC3eLjMDKrTpXBH0DpwpiA6g ミートボールひろゆきチャンネル
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