いいの見つけたと感じられるウイスキーの一つ

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ブレンデッドスコッチウイスキー
フランスの 酒造会社ピカール・ヴァン・エ・スピリトゥー(Picard Vins & Spiritueux)がブランド権を所有
ネット以外の実店舗ではやまやが取扱っている
憶測にすぎないが、キーモルトはハイランドで間違いないだろう
ストレート、ロックは共に味わいが柔く感じる。ただ、ピーチを感じる甘さと香りがどこかハイランド地方モルト特有な華やかさを思わせる。
ハイボールで花開く。
華やかなピーチ感、微かに感じるスモーキー、海の香り。
とにかくハイボールでも印象は柔い。しっかり集中することで、こいつの特徴は見つかる。
柔いは弱いとは違う。薄いのとも違う。
こいつの特徴を感じることができたなら、集中は切らしてもいい頃だ。
この柔さに慣れ、集中せずとも存分に味わいを楽しめるモードになっているはず。
こいつのキーモルトがハイランドのモルトなのは間違いないと納得していただけるだろうか。
ミュアヘッズは元々グレンモーレンジー蒸留所のブランドだった
2008年にグレンモーレンジー蒸留所がリリースしていたハイランドクイーンとミュアヘッズのブランド権をピカール・ヴァン・エ・スピリトゥー(フランスの酒造会社)が買収。
2011年にピカール・ヴァン・エ・スピリトゥー社はタリバーディン蒸留所(Tullibardine Distillery・ハイランド地方にある蒸留所)を買収。
現在はミュアヘッズブランドにはブルーシールとシルバーシールの二つのシリーズがリリースされている。ブルーシールはブレンデッド、シルバーシールはシングルモルト。
ミュアヘッズのブランド権とハイランドの蒸留所タリバーディンをピカール社が所有しているということなのだから、ミュアヘッズブルーシールにその蒸留所のモルトが入っていないわけがない。
また、元々グレンモーレンジー蒸留所がリリースしていたということで憶測は確信に近くなる。
グレンモーレンジー蒸留所は言わずもがな、ハイランド地方の蒸留所だからだ。
香りと味わいに情報を加えると、ほぼ確信になる。むしろそれでいいではないか。
あまり知られていないが、ブレンデッドスコッチウイスキーの名門銘柄

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ミュアヘッズブランドの定番シングルモルト
おそらくピカール社所有のダリバーディン蒸留所だろう
ミュアヘッズは日本では全く認知度が高くはないが、スコットランドでは「名門のブレンデッドウイスキー」として知られている。
ミュアヘッズは創業1824年。創業者はチャールズ・ミュアヘッズ。
当時のウイスキーを取り巻く状況を簡単に説明する必要がある。
1823年にウイスキー生産が公的に認められるようになった。それまでは酒税法による重い課税を逃れるため、密造酒としてウイスキー(蒸留酒いわゆる粗悪なジンに近い)は生産されていた。現在のウイスキーの原型が作られるようになったであろう時期から実に約100年後のことだ。
その翌年にミュアヘッズは創業され、名門ブレンダーとして19世紀後半から20世紀にかけてミュアヘッズは人気を博した。
かの大英帝国が世界に覇権を轟かすのと同時に、ウイスキーは世界に裾野を広げていくことになる。
ミュアヘッズは海外にも輸出されるようになるのだが、ジョニーウォーカー、シーバスリーガルなど超名門ブレンデッドほどには及ばなかった。
ただし、スコットランドの首都エディンバラ、北米ではブレンデッドスコッチとして人気の高い地位を気づいていた。
20世紀に入り、ウイスキー業界に翳りが見え始めた辺りから、中規模程度のウイスキー企業が買収されていき、ミュアヘッズブランドは影を潜めていく。
そして、ピカール社による買収で再び「名門ミュアヘッズ」が広がっていくこととなる。
今回はここまで!
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