ウイスキー紹介

スカラバスシングルモルト10年

ウイスキー紹介

アイラ島の蒸留所とだけ知れればそれでいい

ウイスキー スカラバス 10年 アイラ シングルモルト 700ml (79912) 洋酒 Whisky(74-2)

ハンター・レイン社(ボトラーズ)

蒸留所・・スコットランド アイラ島 蒸留所は非公表   シングルモルト10年l

価格7000円前後(相場)

7000円でこんな美味いのいいのか?
蒸留所はシークレット。アイラの蒸留所と熟成年数10年以上とだけ公表。
アイラ島は言わずと知れた「ウイスキーの聖地」。そこの単一蒸留所の樽で生まれたシングルモルトなのだから、美味いのは分かりきっている。

ストレートから楽しめるアイラのいいとこどり

まずはストレートからイタダキャス。

香りはヨード香・ピート・BBQの煙も感じる。そして潮っけ。

味わいはその香りに加えて、上品な蜂蜜のような甘さ。旨い。

アルコールの尖が若干あるが、気にしなくていい。余韻が長く心地よい。

甘さが際立つロックでこいつが好きになってきた

氷が溶けるたびに表情が変わる。

とろ〜り感が味わいに深みをもたらす。甘さの複雑みが増してくる。

蜂蜜と塩レモン。

私はそれを感じた。あなたはどうだろうか。

引っ込んでいた煙感がハイボールで際立つ

煙の余韻が長く感じる。アードベックに近い。旨い。

私なら、ロックとハイボールで残りのこいつを楽しむ。あなたはどうだろうか。最早、秘密の蒸留所がどこかなんてどうでも良くないか?

他にもあるスカラバスシリーズ

SCARABUSはノルド語で「岩の多い場所」

アイラ島の秘境の地名にちなんだ言葉。と、スカラバス紹介のページで見かけますが、もう一つ「南の農場」という意味にも読み取れるんだそう。昔々の言語の造語が「scarabus」。

アイラ島は淡路島と佐渡島の中間くらいの大きさの島。土地の1/4はピート層になっている湿地帯で覆われた島。

なんでも、アイラ島の水道水は滑らかで美味しんだそう。ピート層を抜けてきた地下水は琥珀色を帯び、若干の土の味わいを感じつつも、その硬度は軟水。ミネラルも豊富なんだそう。

まさに甘露だった。冷たく軟らかく、前夜のウイスキーより旨く感じられた。何杯もお代わりしては、仄暗い洗面台の灯りに幾度となく、その茶色の水を湛えたコップを翳した。こんな美味しい水があるのか、これで仕込んだウイスキーがまずいわけがない、と。

土屋守 著「シングルモルトを愉しむ」

死ぬ前に行きたい場所。アイラ島。ピートが掘り尽くされて無くなってしまわないよう祈ってます。実は、環境保全という観点からウイスキーを見るとピート発掘は良いとは言えないそう。数千年数万年かけて堆積されたピート層の価値は今後どんどん上がっていく。その上、環境保全と真逆。アイラ島が僕らのイメージするウイスキーの聖地としてあり続ける限界点がいつか来るのだろう。対立がここにも忍び寄る・・・では!

ウイスキー スカラバス 10年 アイラ シングルモルト 700ml (79912) 洋酒 Whisky(74-2)

ハンター・レイン社(ボトラーズ)

蒸留所・・スコットランド アイラ島 蒸留所は非公表   シングルモルト10年l

価格7000円前後(相場)

YouTubeもやっとります。是非是非ご覧ください!

チャンネル名「ミートボールひろゆき」

ミートボールひろゆき
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コメント

30代後半までビール・黒糖焼酎派だった。
上司の勧めでウイスキーにハマる。
海外ウイスキーの個性の豊かさにハマる。
と言っても、まだまだ経験は浅い。
夢はアイリッシュウイスキー「カネマラ」の生まれ故郷に旅行。
アイラ島、ハイランド地方、いろいろウイスキー絡みの旅行。

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